世界樹の金融市場関係者が注目している指標として、「米国雇用統計」があります。
なんといってもアメリカの経済は、世界に対しては絶大な影響を及ぼしていますから、注目となるのは不思議ではありませんよね。
とりわけ、この「米国雇用統計」の中で特に注目となるのが、「失業率」と「非農業部門雇用者数」で、この数値が毎月第1金曜日に公表されています。
まあ、文字通り、前月との比較において、失業率が何%「上がった」とか「下がった」とは、雇用者が増えた、減ったという数値なのですが、市場が重要視しているのは、この数値自体というよりも、この数値と予想との開きを見ていて、この結果によって為替や株価が大きく変動することになります。
失業率
アメリカの、16歳以上の労働力人口の中で失業状態にある人の占める割合のことで、毎月第1金曜日に公表される。
非農業部門雇用者数
労働統計局から毎月公表されるもので、政府関係機関によって約39万社の非農業部門の民間企業から集められる、労働時間や雇用、賃金に関するデータ
Comments