トランプ関税、株暴落
- 前田壮一
- 4月9日
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トランプ大統領による相互関税の発表を受け、世界中の株式市場が混乱し、大統領の経済界の盟友たちも損失を被っているようです。
トランプ大統領が各国への関税率を記したボードを掲げて「解放の日」を宣言したのが4月2日なのですが、その後の2日間で、世界の富豪トップ500人の資産は計5360億ドル(約79兆円)も消えたのだそうです。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、1日での資産減少としては4番目の大きさとなるようで、新型コロナウイルスのパンデミックが最も厳しかった時期以後では最大となり、13年の歴史を持つビリオネア指数で追跡されている資産家500人の半数以上が資産を失い、保有資産の縮小率は平均で3.3%になるようです。
最も大きな打撃を受けたのは、メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグとアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスのようで、ビリオネアで米関税強化の影響を免れた1人が、メキシコの大富豪カルロス・スリム氏で、トランプ大統領が発表した「相互関税」の対象からメキシコが外れたことで、メキシコ株の指標ボルサ指数は0.5%高で引け、スリム氏の資産は約4%増の855億ドルとなったようです。
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