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執筆者の写真前田壮一

GDP(国内総生産)

たくさんある経済指標の中でも最も欠かせないものといえば、GDP(国内総生産)。


乱暴に言えば、まずはこのGDPを見ておくだけでも経済全体の流れがわかるといっても過言ではありませんね。



この中でもとりわけ注目されるのは「経済成長率」で、これはある程度統一された基準があり、各国で計算されているので、国際的な比較が可能となっています。


そして、ニュースなどで、景気がいいだとか、悪いだとかをよく耳にしますが、これって一体何を基準にしていると思います?


この基準として代表的なものは「景気動向指数」で、これは景気の動きを先取りする11の指標と、景気の動きと一致する11の指標、そして景気の動きを確認するための6つの指標を計算式にあてはめ、総合的に判断されています。


景気動向指数(Diffusion Index)

先行指数、一致指数、遅行指数の3系列があり、 先行指数によって景気の動きを予測することができ 一致指数によって景気の現局面判断に利用することができ 遅行指数は一致指数に対して半年から1年遅行することから、景気の転換点や局面の確認に利用できます。




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