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執筆者の写真前田壮一

追加の金融緩和検討

更新日:2020年5月31日

日銀は27日金融政策決定会合を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で経済に深刻な影響が広がる中、景気を支えるため追加の金融緩和を検討します。


低い金利で潤沢に資金を供給するための国債の買い入れや、企業の厳しい資金繰りを支援する対策を検討する見通しとなっており、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、通常は2日間の日程の金融政策決定会合を1日に短縮して当面の政策を議論します。 経済のことを考え、なかなか緊急事態宣言を出すことのなかった政府ですが、出されたことにより、経済活動は一段と停滞し景気は大きく落ち込んでいます。 このため会合では、景気を支える追加の金融緩和が必要だとして、低い金利で潤沢な資金を供給していくために、国債を当面は必要なだけ積極的に買い入れることなどを議論する見通しのようですが、これ、まず最初に考えるべきはコロナウイルスを終息させることなんですけどね。


まぁ、これについては日銀がどうこうできるわけではありませんが、現状のように国民に外出自粛要請しているだけで、コロナウイルスがいつのまにか終息するとでも政府は思っているのでしょうかね?


経済のためにあえて無策であったことが、いままさに経済にダメージを与えているなんて、皮肉でしかないですよね。



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